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【12月】師走となり何かと気ぜわしい時節となりました。


寒さの増すこの時期、高血圧にご注意を


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今回は冬場の血圧について考えてみたいと思います。「血圧」とは血流による血管内壁への圧力のことで、心臓の筋肉が最も収縮したときの値を「収縮期血圧」、最も緩んだときの値を「拡張期血圧」といいますが、いわゆる「高血圧」とは、最大血圧が140mmHg以上、あるいは最小血圧が90mmHg以上の状態が継続することをいうことは皆さんもよくご存知のことと思います。

血圧が高いと言っても自覚症状がほとんどないので、放置する方も多い高血圧状態ですが、冬場、屋内と屋外の大きな寒暖差の影響により、血圧が急激に変動することが繰り返されることで、動脈に過度な負担がかかり、動脈壁が傷つくことで動脈硬化が進んだり、極端なケースでは狭心症や心筋梗塞、あるいは脳出血や脳梗塞につながる恐れもありますので注意が必要です。

急な血圧上昇について気をつけたいのは次のケースです。
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✔朝、布団から寒い室内に出たとき 
✔温かい屋内から寒い屋外に出たとき
✔お酒を飲みすぎたとき 
✔入浴後、脱衣所や寒い室内に入ったとき
✔強いストレスを感じたとき 
✔長時間サウナに入ったとき
✔トイレで排泄する際、いきんだとき
血圧の急上昇を防ぐため次のように心がけましょう。
◎布団から出る前に室内を暖める  ◎脱衣所と浴室との温度差を少なくする
◎外出時、しっかりと防寒対策をする ◎トイレや便座を温めておく



高血圧を防ぐ食習慣にも心を配りましょう


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高血圧を防ぐために次のポイントに気を心がけましょう。
◎1日3食、バランスのよい食事をとる
◎塩辛や漬物など塩分の高い食物を減らし、薬味や柑橘類の果汁、香辛料などを利用して、塩分の代替に努める
◎体内の余分な塩分を排泄する作用のあるカリウムを多く含む新鮮な野菜や果物をとる
◎野菜やきのこ、海藻類、豆類などを十分にとる

最後の項目は特に、高血圧予防に血圧上昇を抑える働きがある「ひじき」と、消化促進作用により血圧降下を促す働きがある「大豆」が良いと言われます。
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そのほか、近年の研究から、傷ついた血管の炎症を抑えるとともに、血管を広げる効果をもつポリフェノールを含む食品を普段の食事の中で積極的に摂取されることをお勧めします。ポリフェノールはまた、強い抗酸化力によりLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を防ぎ、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を上昇させ、高血圧で傷ついた血管内に酸化した脂質やコレステロールがたまりにくい状態にするなどの効果が期待できます。

年末ご多忙の折ではございますがお身体にはくれぐれもご留意いただき健康な毎日をお過ごしください。
  
  

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