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「隠れ脂肪肝にご注意を!パートII」


沈黙の臓器『肝臓』


肝臓は横隔膜のすぐ下にある赤褐色の内臓器官で、人体最大の分泌器官です。
その一部を切除しても再生能力が高いため比較的ダメージに強い臓器であると考えられています。
肝臓の役割は、大きく分けて3つあります。
1、 食べ物を消化するために必要な胆汁酸を作る
2、 有害物質の解毒・分解をする
3、 私たちの体に必要なたんぱく質の合成や、余分なブドウ糖を中性脂肪として貯蔵する

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この肝臓の3つ目の役割である『余分なブドウ糖を中性脂肪として蓄える』ことが、最近、肝臓の病気につながることがわかってきました。

昔から大酒のみが肝臓を悪くすることは知られていました。しかしお酒を飲まないのに肝臓を悪くしてしまう人が多くなってきたのは、この3つ目の役割が病気の原因です。
現在の先進国は、人類の歴史上かつて無い飽食の時代です。健康的だと世界に評価された和食文化を生み出した日本でも、ファーストフード等の炭水化物を中心とした高カロリー食が増え、何と日本人の約30%の人が脂肪肝だと言われています。

肝臓は我慢強い臓器ですので脂肪を貯めているだけではこれという症状がありません。また、一般の肝機能の指標となる血液検査(AST、ALT)にも異常は出てきません。
しかし、この脂肪細胞から様々な炎症を起こす物質が出てきているのが最近わかってきました。この物質が肝臓の細胞に炎症を起こし、徐々に肝臓を蝕んでいきます。その結果肝硬変になり、そのうちの10~20%の人が肝臓がんに進展します。


ヒト試験で越後白雪茸の有用性が医学雑誌で証明されました


2018年8月から12月まで、同志社大学生命医科学部の米井嘉一教授とマイコロジーテクノの共同研究結果が、昨年12月31日にGlycemic Stress Researchという医学雑誌に投稿されました。
まだ、肝機能が十分にあるが、このままだと肝機能異常が出る可能性がある軽度肥満の対象者48名で二重盲検法※1で検討されました。

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その結果1日300mg以上越後白雪茸粉末を摂取した人たちは、プラセボ※2に比べて有意に肝臓の機能の指標となるAST(GOT)と中性脂肪が改善されました。

この結果は今年6月の第20回日本抗加齢医学会で発表予定です。


2020年1月17日
マイコロジーテクノ株式会社
代表取締役社長・薬剤師 西川浩司



※1二重盲検法
医薬品などの有用性を確認するための試験法
有効成分を含む試薬と形状を同じにしたが有効成分が入っていないものを用意して、投与している医師も投与された患者さんも、どちらが本当の薬かわからないようにブラインドで試験をする方法。
単一の試薬しかなければ、飲む前と飲んだ後の値だけでは、仮に差が出てもそれが本当に有効成分のせいであるかどうかが判断できないので、二重盲検法以外では有効性エビデンスは取れません。

※2プラセボ
実際のお薬と色、形、大きさは同じ錠剤であるが有効成分が入っていない錠剤など
  
  

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