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【9月】朝夕日毎に涼しくなり秋風が心地よい時節となりました。


味覚の秋!たくさんの美味しいものが出てくるこの時期、サンマ、鮭、松茸、クリ、りんご、新米と数えだしたらキリがありません。つい、飲み過ぎや食べ過ぎる機会が多くなります。その結果、肝臓に中性脂肪が必要以上にたまる「脂肪肝」になるなど万病のもとともなりかねません。

そこで今回は、肝臓機能についてのお話をお届けします。


沈黙の臓器、肝臓の声を聴きましょう!


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人間の肝臓は右上腹部のほとんどを占めており、重さは1,000~1,200gで、からだの中で最大の臓器で、原料を生物化学反応によって加工する工場としての役割を担います。

以下、肝臓の主要な3つの役割です。

代謝:食物からとった糖・たんぱく質・脂肪を、体内に貯蔵し蔵し、
必要な時にエネルギーの元として供給します。
解毒:アルコールや薬、老廃物などの有害な物質を解毒・分解し、
身体に影響をおよぼさないように無毒化します。
胆汁の分泌:肝臓でつくられた老廃物を流す「胆汁」を分泌します。
胆汁は脂肪の消化吸収を助ける消化液でもあります。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれているように、ダメージが蓄積していても自覚症状はほとんどありません。気付いたときには手遅れでないよう、普段からご自身の肝臓の健康に注意を向けられることが大切です。


ALT(GPT)、AST(GOT)、γ(ガンマ)-GTPにご注目ください!


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肝機能の異常は血液検査で判定することができます。以下、検査で特に注目して頂きたい項目です。

・ALT(GPT) (正常値30 IU/L以下)
・AST(GOT) (正常値30 IU/L以下)
AST、ALTは肝細胞が壊れたときに血液中に出てくる酵素で、いずれも31 IU/L以上の高値は肝細胞が傷害を受けていることを示します。

・γ-GTP(正常値50 IU/L以下)
51 IU/L以上は肝機能異常が疑われます。γ-GTPはアルコール性肝障害の指標としてよく知られています。アルコールを毎日たくさん飲む人は、γ-GTP値が基準値を超えて高くなります。

なお、肝臓障害が進行すると全身倦怠感・食欲不振・黄疸などの症状のほか、疲れやすい・体がだるいといった倦怠感や、食欲不振、微熱、尿の色が濃い、むくみ、腹水、黄疸(おうだん)、かゆみなどの不調が現れます。
そんな症状が出る前に、腹八分目で積極的に運動して、定期的に血液検査で肝臓の声を聴いてください。

季節の変わり目、朝夕寒暖の差が増しております。くれぐれもご自愛頂き、健康な毎日をお過ごしください。
  
  

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